読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

しぼたん企画

テレビ業界の片隅でひっそり働く現役放送作家が更新するブログです。

最強のゴキブリ対策本!?奴の全てを知れ!

《本日のネタ本》「ゴキブリ大全 新装版」

僕は夜型人間。奴も夜型生物。

決戦の時期はきまって夏のアツい夜だ。

僕と奴の闘いは激しく、そして果てしない。

僕は奴を駆逐すべくあらゆるアイテムを設置する。

完全なる包囲網、完璧な罠…のはずだった。

しかし奴は今年も僕の前に姿を現す。

 

ゴキブリめ、今年こそお前を駆逐してやる!!

 

…そんな僕がある一冊の本に出会いました。

ゴキブリ大全 新装版

ゴキブリ大全 新装版

 

 新宿の書店で見かけ、一瞬で購入。なぜなら帯の部分に

『これ一冊で飼育も退治も思いのまま!?』

と書かれていたからです。

 

我が宿敵・ゴキブリよ。これでお主も年貢の納め時じゃい!

と意気揚々僕は税別2400円をお支払いし、

この本を熟読しました。

 

目次はこうです。

第一部 ゴキブリの基礎知識

  • ゴキブリとは何か
  • 彼らはどこにいる(いない)のか?
  • 三億四〇〇〇万年の歴史
  • ゴキブリはどのように人間の生活に影響を与えているか

第二部 性、食事、死

  • すべてはこうして始まる……
  • ゴキブリの移動手段
  • 美食
  • 蜂、猫ー危険がいっぱい

第三部 人とゴキブリの出会い

  • 人間の文化におけるゴキブリ
  • ペット及びコレクションとしてのゴキブリ
  • ゴキブリを制圧できるか

という構成になっていました。

 

無事読破。

ゴキブリに悩む皆様へこの本の概要をご紹介。

先に断っておきますがこの本、作者はアメリカ人。

従ってアメリカのゴキブリについての記述です。

…日本でも当てはまるはず。たぶん。

敵を知る。ゴキブリの身体構造。

奴らに対する嫌悪感の元凶は、

そのおぞましい姿にあるような気がします。

第一部の「ゴキブリとは何か」を読み進めると尚の事。

まず奴らの「口」に注目してみましょう。

ゴキブリの下顎からは指の様な形をした細長い部分があります。

奴は食べ物を発見すると、それを1つ1つ突き刺し、

それが食べられるものかどうか判断するそうです。

…キモすぎぃぃぃぃ!!!

この時点でもう読みたくなくなりましたが、僕は負けませんでした。

 

続いて、「お尻」の部分。

ここには「尻角」という強力なセンサーがあります。

この部分でゴキブリは命の危険を瞬時に察知する事が出来ます。

危機信号は脳には行かず、直接脚へと伝えられます。

尻角が受け取った刺激が脚の動きとして伝わるまでの時間、

なんと0.045秒!!

奴らの異常なまでの俊敏さの源はこの尻角にあったのです。

 

ヤバい。ヤバすぎるぜゴキブリ。

お前がここまでスゲえやつだったとは。

しかし第二部「美食」には更なる恐怖が待ち構えていました。

ゴキブリはジャンクフードが大好き。

本書によれば、

「ほとんどのゴキブリは、でんぷん質や糖が好き」らしい。

ゴキブリの好物を調べる実験によれば、

「シナモンシュガーのついたパン」と「ただのパン」が、

ゴキブリの大好物ツートップだったそうです。

つまり、甘いものを好きの家には好物を狙う奴らの温床。

…さようなら甘い物好きの友よ。僕は友達1名と縁を切る事に決めました。

心の中で友に別れを告げ、ページをめくると衝撃の見出しが。

「まつ毛を食べるゴキブリの侵入」

ごめんなさい。僕にはこの項目を読み進める事が出来ませんでした。

とにかく僕は寝る時にアイマスクをする事に決めました。

 

己の限界を感じながら、たどり着いた第三章、最終項目、

「ゴキブリを制圧できるか」

そうだよ、これだよ!それを早く教えてよ!

すがる様な思いで僕はクライマックスを読み進めました。

美食家ゴキブリを駆逐するにはやはり…

第三部には様々なゴキブリの制圧法が書かれていました。

  • ハリネズミとヤモリを放し飼いすればゴキブリの天敵になる。
  • 室内の温度を氷点下にすればゴキブリはほぼ死滅する。
  • 放射能にはゴキブリも耐えられないので核兵器を使う。

といった、ナメんなよ?と青筋ピクピクものな項もありましたが、

有効な対策も幾つか。まとめると…

  • 美食なゴキブリに狙わせない!とにかく部屋は綺麗に保つ。
  • 食べ物の残りカスを放置しておくのは論外!
  • 水分も同じ!冷蔵庫やエアコンの水受け皿にも奴らは潜む!
  • 奴はハーブ嫌い!レモングラス、ペパーミント、ラベンダーなど…

ざっくりいうとこんな事が書かれていました。

特に「冷蔵庫、エアコンの水受け皿」は気が付きませんでした。

おわりに…

如何でしたでしょうか。ざっくりでしたが、

少しだけ奴らに詳しくなれたのではないでしょうか。

本書は間違いなく世界一の「ゴキブリ学術書」です。

途中、鳥肌が止まらなくなる生体異常に悩まされましたが、

敵を知る事で戦い方が見えて来ます。読んで良かったです。

 

今年の夏こそ奴らとおさらばしましょう。それでは。