川島海荷そっくりの美人からアンケート頼まれた結果。
昨日、駅前で「お兄さん!」と声をかけられました。
振り返ると川島海荷が立っていました。
突然ですが、僕は「道聞かれマスター」を自称しています。すごく道を聞きやすい顔してるんでしょうね、道端で他人に話しかけられるときは100%道を聞かれます。
だからこの時も道を聞かれるんだろうと思いました。しかし、
川島海荷「私、ジュエリーブランドの新入社員なんです」
僕「は、はあ」
川島海荷「アンケートを集めなくちゃいけなくて…」
アンケートきたー!!!!
僕の胸は高鳴りました。
ネットの世界だけのお話じゃなかった。
綺麗な女性が街頭でアンケートをお願いする現象が実際に起こるなんて。
川島海荷「書いて頂けますか?」(上目遣い)
書きました。
すぐ書きました。
「バカだ」と思いました?
でもね。川島海荷から上目遣いビームを食らって、断れますか?
書くしか無いでしょう。書く以外の選択肢はないんですよ。
さて本題に。肝心のアンケート自体は簡単だったのですが、川島海荷のマシンガントークがえぐかったです。自己紹介に始まり、誰も協力してくれないなどの泣き言や、「今日は何してたの?」といった日常会話など、しゃべるしゃべる。
僕は「めっちゃ喋る川島海荷だなあ」ぐらいにしか思っていませんでした。これが川島海荷の作戦だと見抜けなかったのです。
アンケートの最後に、電話番号を書く欄がありました。普段の僕なら絶対に書きませんが、会話に気を取られて書いてしまいました。
「あ、やべっ」と思った時には、もうアンケート用紙は川島海荷のバックの中。
川島海荷「ありがとうございます!」
最高の笑顔に押し切られ、僕は釈然としないながらも帰宅。「まあいいか電話番号だけじゃ何も出来ん」とたかをくくり、日曜の夜をまったり楽しんでいました。
時は午後10時30分。
着信アリ。
川島海荷から電話きたー!
川島海荷「今日は協力してくれてありがとうございました」
僕「は、はい」(動揺しまくり)
川島海荷「どうしてもお礼が言いたくて」
僕「あ、わざわざご親切に」
ここからまた川島海荷のマシンガントーク。
いかに自分が嬉しかったか。しゃべるしゃべる。
こちらも川島海荷がこんなに喜んでいるならと、悪い気はしません。しかし、
川島海荷「あの、僕さんってお仕事は?」
キラーワード出ました。
僕も警察二十四時シリーズを小学生から見続けてきている男です。さすがに分かりました。
あ、指輪買わされる。
このあと言葉巧みに南青山のおしゃれなカフェに呼び出され、きゃっきゃうふふなデート気分を味あわせたあと、私の職場が近くなんですと、高級ショップに連れていかれて何十万もする指輪を買わされるんだ。もうだめだー!と、ぼのぼの並みに妄想が膨らみました。
しかし恐れる事はありません。ちゃんとお断りすれば大丈夫。
さあ、呼び出しでもなんでもこい!と、僕は「放送作家をしています!」としっかり彼女に言ってやりました!しかし…
川島海荷「放送作家…?」
微妙な空気が電話の向こうから伝わってきました。
え?なに、この感じ。放送作家だと問題あんの?
川島海荷「凄く大変そうですね!頑張って下さい!」
そうして電話は終わりました…
あ?放送作家は呼び出されもせんのかい!お金か?金持ってなさそうって思ったのか!?
僕のプライドはズタボロです。
これなら指輪を買わされた方がマシです。
逆に僕は詐欺られるより傷つきました。
最後に
川島海荷さんへの謝罪を持って、この怒りのブログを終えます。
申し訳ありません。こんなひどい話にお名前をだしてしまって。
ZIPの司会頑張って下さい!